Monday, March 10, 2008

国連ガンバリ特使、ミャンマー訪問終える

ミャンマーを訪問していた国連のガンバリ特使は10日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと2度目の面会をし、ミャンマーをあとにしました。

 ミャンマー問題を担当するガンバリ特使は、今月6日から最大都市ヤンゴンを訪問し、8日に続き10日にもスー・チーさんとおよそ1時間にわたって会談しました。

 ガンバリ氏のミャンマー訪問は、去年9月の軍事政権による民主化デモの武力鎮圧以降3度目ですが、スー・チーさんと1回の訪問で複数回面会するのは初めてです。

  会談の中身は明らかになっていませんが、5月に予定されている国民投票など、軍政主導の民主化に対する問題点などを意見交換したものとみられます。ただ、 軍事政権は、国連による国民投票への国際監視団の申し入れを断るなど、軍政主導による民主化プロセスへの国際社会の関与を拒否しています。

 ガンバリ氏は10日に今回の訪問を終えましたが、タン・シュエ国家平和発展評議会議長ら軍政トップとの会談は実現せず、国連による軍政への働きかけは暗礁に乗り上げています。(11日00:11)Source : (http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3800689.html)

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